安全管理 |
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溺死について | |
溺死とは、水その他の液体によって呼吸気道が閉塞されて起こる死です。 したがって、窒息死に属します。 例えば、肺の呼吸気管支の肺胞(空気を含んだ小さな袋)まで水が入り、酸素と血液が交わらなくなれば、窒息死します。 大人は少しの水なら咳をして、水を肺から出すことができますが、子どもの肺は小さいため難しいのです。 つまり、子どもはコップ一杯の水で、おぼれる可能性があるということになります。 水面で水を飲んでしまうとします。 その際、鼻の奥から鼓膜の裏側に通じる耳管にも水が入り込んでしまった場合、毛細管のような耳管に水の栓ができ、続けて水を飲み込むと、耳管の水栓がピストン運動をおこし、耳の奥で中耳や内耳をとり囲む骨(錐体)の中に出血がおこります。 錐体の中心には三半規管があり、錐体内うっ血や出血のために、その機能が低下し、平衡感覚が失われ、意識はあるが、自分が立っているのか逆立ちしているか、分からなくなるためおぼれてしまうのです。 耳管という細いパイプは、子どもの時は比較的ストレートですが、成長につれて、少しねじれを生じて完成するため、子どもは大人より耳管に水が入りやすい構造になっています。 つまり、泳ぎが上手でも川の水位が膝の高さでも足首の高さでも、おぼれ死ぬ可能性があるということになります。 By 上野 |
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危機管理 | |
〜子どもの安全〜 川に入って遊ぶ子どもたちの様子を思い浮かべるだけでも、ワクワクしてくるが、大人としては危機管理の意識をどこかにもっていたい。 子どもの心理や子どもの体の特徴などはきちんとつかんでおく必要があるだろう。そういう意味では上野会員のリポートは示唆に富むものだ。 また、学校では今年度初めて着衣水泳の授業が5、6年を対象に行われた。知っているか知らないかでは大違いで、楽しさだけでなく水の怖さをも伝えたい。 |
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着衣水泳の感想 | |
9月30日(木)6年 僕は小さいころから水泳教室に通っているので、泳ぐのは得意な方です。 着衣水泳ではジーパンとトレーナーと靴をはいて、泳いだけどだんだんおもしろくなって、沈みそうなくらいゆっくりしか泳げなかったけど、靴を脱いだらだいぶ楽になりました。服を着て泳ぐのも大変だけど、靴をはいているといないとでは、全然違うなと思いました。 |
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SFRについて | |
6月26日(火)SFR(スイフトウォーターレスキュウファーストレスポンダー)の講習を3人受ける。 講習内容は、レスキュー現場で、いかにして救助者の安全を確保すべきなのか、そしてそのためにはどのような認識と方法論を持ち、また、どのような装備が必要なのか、基本的なレスキュー方法を実施しながら学習します。このクラス受講の対象者は、水辺でのレスキュー活動に携わる人や、学校行事・職務、ボランティア活動、またレジャー指導として水辺に関わる人すべてです。プログラムは、約4時間の机上講習と約5〜6時間の実施訓練を基本的に展開します。クラス修了者にはRESCUE3国際認定証が発行されます。 |
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